大雅営業部のいちご名人への道

株式会社大雅(オーガ)の営業部の公式ブログです。いちご栽培の情報を中心に色々なジャンルの情報を書いていきたいと思います。

堆肥散布事業が今年もスタートしました

毎年恒例の堆肥散布が今年もスタートしました。

土つくりは大事だけど、堆肥を撒く元気が無い

若い農家さんならご自身で堆肥散布できるでしょうが、年とった農家さんや他の作業で忙しい農家さんはなかなか堆肥散布をやれません。

その様な農家さんを少しでも助けられたらと思い、この事業をスタートしました。

散布事業も、もう10年以上経ちます。

 

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 けっこう狭い圃場でも入っていきます。

天然のサウナ状態ですが、農家さんに喜んで頂くため頑張ります。

 

 

カキノヒメヨコバイの被害が発生し始めました

昨年カキノヒメヨコバイの被害が多かったことを覚えていますか?

今年も被害が出始めました。ご注意ください。

 

カキノヒメヨコバイとは

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もともとは柿の害虫でしたが、最近では柿の防除によりイチゴ飛来し被害が出るようになったのでしょうか?

 

葉脈に小さな穴を開け、そこから吸汁する。

それにより葉の縮れがおき、株が委縮します。

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▲この様に色むらができ、よじれがある株は要チェック!!

 

これらは次から次へと移っていきます。被害が発生した時には既に他の株に移っていることもあります。

 

カキノヒメヨコバイの対処法

基本的には簡単に対処できるようですが、いちごに登録がおりている農薬が少ない。

モスピラン2000倍くらいです。

 

ウィルスを媒介する可能性もありますので念のためラクトプラスを混用します。

※バリダシンが良いのですが使えなくなりました。

 

7月がピークとなります。早めに対処しましょう。

 

 

 

初めての親株管理

現在育苗の支援をさせて頂いている方と親株管理の作業を行いました。

 

収穫株を親株に

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普通は収穫株をそのまま親株にすることはないですが、今回は育苗施設も無いですし仕方ありません。

収穫株を親株として使いナイアガラ育苗を行います。

 

今日は収穫株を親株にするためサッパリさせました。

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葉かき、芽かき、花取りなど行いました。

ストレス軽減のため潅水を増やして、管理後は防除です。

 

皆さん初めてのことで、不安でしょうからしっかりフォローしていきたいと思います。

苗つくりサポート

岐阜のいちご狩り農園が今年から苗つくりを始めます。

初めての苗つくりですから、うまくいく様にサポートすることになりました。

苗8作と言われる程ですから、責任重大です。

 

苗つくりは不安でいっぱいだけど余計な心配は必要ない

イチゴの苗つくりおいて心配なことが炭疽病です。

毎年全滅してしまう農家さんもみえます。

病気の怖さを知っている分苗つくりに神経質になってしまい、手をかけ過ぎてしまったりと余計なことをしてしまいます。

 

大胆さと細心さの両方が必要

言うは易しって感じですよね・・・

弊社農園も将来的には苗つくりを始める予定です。

自分自身で色々体験していくことが力になると思います。

 

来作の注文取り

今作もいよいよラストスパートですね。

既に今作も終了した方もみえます。(海津は終了した農家さんが多いです)

来作の土つくり

注文取りに回っていると「もう注文取り!?」って声をよく聞きます。

1年って早いですよね。

そうなんです。もう来作の準備が始まりました。

 

今作からコズミック(新商品)を設計に組み込みました

コズミックとは・・・

一言で説明すると生命力を上げる資材です。

下の写真を見てもらうとわかると思いますがあきらかにコズミックを入れた水の方が活き活きとしていますよね。

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▲左:ミネラルウォーター 中:水道水 右:コズミック入り(10日経過)

 

元はただの水ですよ。

 

このコズミックを土つくりに使えば良い結果がでることは明らかですよね。

来作が楽しみです!!

15meijin.cocolog-nifty.com

病気にかかる、かからないの差

今日は静岡、愛知に行ってきました。

今日行った静岡県中部は日本一日照時間が長いそうですよ。

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日照の違いで作物の生育や品種の選定などかなり違う部分があります。

 

現在うどんこや灰カビに悩んでいる人もいれば、全く心配ない方もみえる。その差は?

どこの産地でも病気になる圃場、そうでない圃場ってあると思います。

それは気候が良い静岡や愛知でも起こるのです。

ではなぜそんなに差が生じるのでしょうか?

 

病気になる前に対処

これがすごく大事だと、三河のベテラン農家さんが言っていました。

当たり前のことなんですが、病気を未然に防ぐことができていないのだと思います。

 

予防のポイント

①タイミング

物事にはタイミングがあります。病原菌の増殖していくタイミング、株の成長のタイミングなどなど

これらの見極めが重要です。

 

②病気になりにくい体力(生命力)をつける。

人間でも同じだと思います。やはり弱いものから負けていきます。

 

③防除資材の選定

化学農薬は効果の有無が変化することを実感しませんか?

どうしても耐性ができてしまいます。使ってみないとわからない場合があるように感じます。

そんな中、生物農薬などの微生物資材や天然由来の資材は効果のムラが少ないように感じます。

最近よく思うのですがラクトプラス(乳酸菌+こ草菌)やイロハコート(天然被膜)やSAT1(天然忌避剤)をメインに利用し続けた方が間違い無いのではないかな?

この様な資材をメインに利用している農家さん程病害虫に悩んでいない気がします。

 

 

 

灰カビが目立ってきました

先週末の雨によって灰カビが発生しました。

 

今週末から来週にかけても要注意

今週末から来週にかけては湿度が高くさらに夜温も高い予報です。

この様な天候は灰カビの発生にはもってこいです。

雨が降っていても少しは換気をしましょう。

 

灰カビの対応策

少しでも被害を減らす方法は

ラクトプラス500倍の散布です。

背負いでも良いので雨の前後で散布しておきましょう!!