大雅営業部のいちご名人への道

株式会社大雅(オーガ)の営業部の公式ブログです。いちご栽培の情報を中心に色々なジャンルの情報を書いていきたいと思います。

ネオニコチノイド系農薬でミツバチがいなくなる!?

今日専務のブログに書かれてて気になったのでこっちのブログでも書いてみようかと・・・。

なんとネオニコチノイド系農薬がミツバチに影響する可能性があるらしい。

専務のブログはこちら👇

15meijin.cocolog-nifty.com

 

ネオニコチノイド系農薬はミツバチに影響するのか?

これに関しては様々な意見があって、未だに答えが出ないテーマですよね。

簡単に説明すると

養蜂業者VS農薬メーカーって構図。

養蜂業者:ネオニコチノイドで蜂が減少する!!

農薬メーカー:確たる証拠が無いだろ!!

https://www.sumitomo-chem.co.jp/newsreleases/docs/20130527_2.pdf住友化学

みたいな感じ。

 

我々使用している現場の感覚としては、蜂が減少(弱体化)している気がするけど、ネオニコチノイドだけが原因では無い気もする。

 

世界の評価と日本の評価

これもおもしろいのですが、ネオニコチノイドに対する世界の評価と日本の評価では全く違います。

欧米:使用禁止

日本:ネオニコチノイド系の新薬の認可

全く逆に進んでいます。

でも世界的にみるとネオニコチノイド系は反対っていう考えが多数の様です。

このことからもわかるように、いずれは日本でもネオニコチノイド系農薬の廃止に向かう気がしますよね。

 

化学農薬から減農薬へシフト

ネオニコチノイドがミツバチに対して影響があるかどうかは置いといて、化学農薬が環境や生物に与える影響は少なからず有るわけです。

時代は減農薬に向けて更に進むはずです。

効果がある減農薬資材を提供することが僕らのできることかなと思います。

ちなみにオススメする減農薬資材がこちら

ラクトプラス+イロハコート+サンパワ―カリ

弊社のいちご楽園雅でも大活躍の資材です。

環境に良くても効果が無いって資材がいっぱいあるけど、上記の商品はかなり効果ありますよ。

 

まとめ

ネオニコチノイドの問題については正直わかりません。

使うも使わないもあなた次第ってことになると思います。

ただリスク管理の一つとして使用を控えることは有りかもしれません。

 

ちなみに天才の代名詞アインシュタインがこのような言葉を残しています。

If the bee disappears from the surface of the earth, man would have no more than four years to live. No more bees, no more pollination, no more plants, no more man.

もし地球上から蜜蜂がいなくなれば、人間は4年以上生存できなくなるだろう。

蜂がいなくなれば、受粉ができなくなり、植物がなくなる。

そして人間はいなくなる。

 

有名な都市伝説ですね。

信じるか信じないかはあなた次第!!

蜂は大切にしましょう。

 

関連記事

oga-sales.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

高温多湿の日々が続き、炭疽病の発病が目に付くようになりました。

 要注意の葉タンソ病については以下の記事を参考にして下さい。

oga-sales.hatenablog.com

 

葉タンソをみつけたら必ず除去

葉タンソって発病してから症状が現れるまでに時間がかかるんですよね。

だから見逃しちゃうし、見つけても元気だからって捨てようとしない方がみえるんです。

お気持ちはわかります。

でも、葉タンソの恐さを知らない方は甘く考えちゃうんですよね。

僕たちの様に何百件の農家さんと付き合っていると、毎年のように全滅してしまう農家さんにも出会います。

一生懸命育てだ苗が日に日に弱っていく姿を見るのは嫌ですよね。僕も嫌です。

ですから、僕らを信じて捨てましょう。早期に対策をすることが大事です。

 

 

 

台風5号通過後の管理

長寿台風と呼ばれるだけあって、スピードが遅く雨量が多くなりました。

 

雨台風の後は疫病対策

雨にたたかれた場合は疫病の対策を行うことが大切です。

疫病は水を媒介して広がりますしね。

 

ということで

ランマン800倍で防除。

 

台風の時にビニールを外すかどうかの判断って難しいなと思いました。

挿し苗育苗

蒸し暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?

先日弊社の農園と今年から育苗を始められた観光農園さんの両方が挿し苗育苗を開始しました。

挿し苗初日

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大きな株は葉を落とし、ランナーの切り口を挿していきました。

曇り空ということもあり、夕方にはやや立ち上がってきて一安心。

 

挿し苗5日目

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5日目にもなると、根がおりて株にも正気がみられます。

潅水を減らして根腐れしないように気をつけます。

 

作業する人数が多いと仕事は早いですが、バラつきが多くなるなと思いました。

 

 

会社で行われた勉強会

最近社内で毎月勉強会が行われます。

事務員さんも含めて農業についての知識を増やす目的。

そんな勉強会ですが、今回は僕が担当しました。

 

大学時代の教科書を探し出し、若き日の思い出にふける

今回僕が選んだテーマは「有機農業における微生物の役割」

大学でさんざん勉強してきたことですが(誇張)、人って忘れる生き物ですね。

いやー、完全に抜けてますわ。

社内の勉強会とはいえ、教える側になると必死です。久しぶりに教科書を読み返しました。

 

読み返すにつれ、薄れた記憶も蘇り、ついでに若かりし青春の日々もフラッシュバックしたっていう話。

 

机上の論は役に立たない

今回勉強して気づいたんですが、当時よりも理解が深まったなと。

これでも10年以上、大雅や農家さんと実体験によって勉強させてもらったことが、かなり自分自身の実になっているのだと感じました。

 

結局、大学の机上だけの勉強だけでは何も役に立たないのです。実際に体感してこそ机上の論が実になるのだなと。そう思いました。

 

興味を持てば理解が深まり面白くなる

なにごともそうでしょうが、興味が無い難しい話は理解することが難しいですよね。

今回の勉強会でもそう感じることもありました。

農家さんの中でも同じかもしれません。

理屈よりも答え」

僕らが圃場をまわっていて求められることは答えなんです。理屈は二の次ってことが多いんです。

解る人に答えをもらうことは、とても効率が良い。わかります。

 

でも、

なぜ?って疑問が解決していけば、より面白くなるんじゃないのかな?

僕は最近そう思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

育苗の重要期へ向けての準備

7月の下旬には親株の切り離し、挿し苗など病気になり易い工程が始まります。それに向けて準備を行います。

挿し苗は7月の上旬から痩せさせる

挿し苗は一気に根を出させる必要があるため、ややストレスがかかった状態で挿します。

そのため体内の肥料濃度を下げて、やや赤くなるまで痩せさせる必要があります。

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今年から初めて育苗する農家さん。

苗数もある程度確保できたので、そろそろEC値を下げていきます。

 

育苗の重要期を乗り切るための下準備が大切です!

 

雨が少なく親株がストレス

東海地方はとっくに梅雨入りしているはずなんですが、まったく降りませんね。

苗も人間も暑さでフラフラです。

水不足によるストレス

雨が少なく例年よりも親株の弱りが目立ちます。

軸が赤くなったり葉にツヤがなくなったりしていませんか?

蒸散量が多くなり例年通りのかん水では水不足におちいりやすいかもしれません。

 

ストレスを感じた苗には葉面散布で回復

やはり置き肥えだけでは辛いかもれません。

豊作300倍とスーパーアシスト500倍を交互に葉面散布しましょう。

子苗の受けが始まり、更に疲れが出てくる時です。

 

雨が少なく散布も順調に進んでいます

天気に恵まれ、堆肥の製造、散布共に順調に進んでいます。

農家さんに喜んでいただくため、暑さに負けずにこなしています。

ありがたいことにまだまだ予約でいっぱいです。頑張ります。

明日は久しぶりの雨予報です。植物にとっても人間にとっても恵みの雨ですね!