BLOF理論勉強会
花ごころさんに誘われBLOF理論の勉強会に参加してきました。
BLOF理論って?
この図で説明されているように、アミノ酸主体の堆肥や肥料に、必要に応じて微量要素を入れて太陽熱処理で土壌物理性と菌層を整えて、健全で美味しい作物を作りましょうっていう技術です。
一言で言えば
「土作りをしっかりして、有機肥料で栽培し、微量要素を大事にしましょう」
当たり前の様に感じますよね。
特に大雅のやり方でやっている農家さんは当たり前だと思ったと思います。
でも現代の農業ではできていないことなのかもしれません。
日本では収量重視でかつ面積に限りがあるため連作になります。
つまり化学肥料で生産性を上げようって考えに陥りやすいのです。
化学肥料の多用の結果、健全な作物が取れなくなります。
この様な話を科学的に見直そうって理論がBLOF理論です。
健全な作物は病害虫にかかりにくい
この様な経験をしたことはないでしょうか?
これは科学的に証明されている事実です。
化学肥料を多用した不健全な作物は細胞壁に問題があり病害虫にやられると回復が遅く、その間にエチレンガスが発生し、病害虫を呼び込んでしまう様です。
つまり不健全な作物の方へ寄り付き易い結果、健全な作物は病害虫の被害が少なくなる様です。
周りのハウスでは病害虫が発生しているけど、うちは特に何もしていないけど発生しないなって経験があると思います。
偶然では無いのです。
今後について
昔からやっている大雅のスタイルは時代の最先端を走っているのかもしれません。
この大雅のスタイルをもっと科学的に見直し、土地にあった施肥設計をしていかないといけないなと思いました。