うどんこ病の農薬オルフィンフロアブルがイチゴでも使えるようになりました
待ちに待った新材が出ましたよ。
もともとは果樹の農薬でしたが、10月に適応拡大しイチゴでも使えるようになりました。
オルフィンフロアブル
※オルフィンフロアブルプラスは適応していないからダメ。
いちご:うどんこ、廃カビ
2000~3000倍 収穫前日 1回
種類:フルオピラム
このフルオピラムっていう成分が、他に無い成分です。
全ステージに効果があるようですよ。病原菌のミトコンドリアに働きかけて成長を阻害するみたい。
詳しくは農林水産省の資料を読んでください。
https://www.acis.famic.go.jp/syouroku/fluopyram/fluopyram_01.pdf
薬害に要注意
薬害が出やすいみたいです。薬害の症状としては除草剤がかかった様な、脱色がみられるようです。
念のため、単剤で利用し、被膜剤などとの混用はやめておきましょう。
追記:2018/3/5
薬害の発生は少ない様です。
除草剤の様な被害は、実際にタンクに除草剤が混入していたということで、噂が広まった様です。
オススメの使い方
オルフィンフロアブルは全ステージに対応するなど特効薬的な使い方を考えていましたが、実際は予防効果が優れている様です。発生しやすい環境の際に使用すると良いと思います。
来作は秋の出蕾時に使用してみようかな。