AIによる病害虫予測サービスが商品化されています
とうとうAIが農業に参入する時代が来ました。
電動機器の大手メーカーであるBOSCHにより開発されました。
商品名は「Plantect」になります。
Plantectの概要
温度、湿度、CO2濃度、日照を常にモニタリングし、それをAIで解析し病害虫を予測するというものです。
現状ではトマトの廃カビの予測しかできないようです。
ただしトマトの廃カビの予想精度は92%とかなり優秀。
基本的には以下の物だけで良いみたい。特別な工事は必要ないという点は気軽に取り組めるのかもしれません。
そもそもAIとは何?
AI=人工知能ってことは知られていますが、結局よくわからないですよね。
プログラミングと何が違うの?って話ですが、プログラミングは決まった作業を正確に行うことに目的をおいています。対してAIは様々な情報をデーターベースに貯め込み、そこから最適な判断を提示することが目的です。
だからAIは情報を貯め込むほど正確な判断ができるようになるのです。
今回の商品も使う人が増えれば増えるほど精度が増してくると思いますよ。
多くの農家さんの経験を全て記憶し、最適な判断をするのですから凄いですよね。
BOSCHのPlantectに期待すること
農業においてAIの利用価値は高いと思います。ただ現状では廃カビのみしか対応していないなど、まだまだデーター不足なのでしょう。
今後利用者が増え、経験を蓄積していくことで病害虫予測の幅が広がると思います。
そのためには多くの方が利用する必要がありますね。
まとめ
ついに農業にもAIの時代が来ました。
昨年までは農業EXPOでもモニタリング技術が主流だったのに、時代の流れは速いですね。今年のEXPOでは確実にAIを利用した技術がブースに並ぶでしょう。
AIの後はブロックチェーンの利用っていう未来が見える・・・