春の多湿は廃カビ注意
最近では温かい日が続き、すっかり春の気候になってきました。
ただ温かい日に雨が降ると廃カビになりやすくなります。要注意ですよ。
廃カビ病の概要
病原菌の種類:糸状菌
病原菌が寄生し増殖し発病します。
特に果実での被害が多く、軟化→カビという流れになります。
廃カビが発生しやすい条件
・温度 20℃前後 30℃以上では活動が弱くなります。
・曇雨天の時に胞子を飛散
春の雨の日はベスト条件になってきますね。
廃カビ病対策
この時期は収穫が忙しく、なかなかピンポイントで防除できないですよね。
防除ができないのであれば、せめて廃カビが好まない環境を作って予防しましょう。
とにかく換気が大事です。
夜温が高い雨の日などはハウスのサイドを少し開けて空気を動かすことも大事です。
できることはやっておきましょう。
余裕があるなら雨があがれば防除して下さい。
ラクトプラス1000倍は廃カビに良く効きますよ!!
ちなみにAIによる廃カビ予測も可能な時代になりました。