農家さんの視察
先日農家さんの視察を行いました。
農家さんは他の農家さんのことが気になるもんです。
肥料は同じでも管理による違いはでます。
摘果をする農家さんと摘果をしない農家さん
やはり百聞は一見にしかず
お互いの状況を確認し合い、良い時間だったと思います。
その後弊社の農園(いちご楽園雅)にも視察に来ていただきました。
品種は違いますが、基本的な管理は同じです。
弊社のいちご楽園に興味がある方はご連絡ください!!
もぐら捕獲~百発百中は本当だった~
先日記事にしたもぐら捕獲機ですが、その捕獲機を紹介して頂いた農家さんから
「数日前に仕掛けたから見においでよ」とお誘いを頂き実際に捕獲できたのか確認に行ってきました。
百発百中で捕れると噂の捕獲機はこちら
モグラの捕獲の流れ
農家さんのところへ行ってみると見事なモグラ塚がありました。
このような直線を狙うことがコツ。
いよいよ掘り出してみます。楽しみ。
ちなみにこちらは設置から二日目のようです。
取り出してみると口が閉まっています!いるのか!?
いた!!!?
初めてモグラを見たかもしれません。意外と小さくてかわいい。
ちなみにもう一つの仕掛けにはいませんでした。(フタが閉じていない=入っていない)
このモグラ取り器の入り口は一方向のみですから、入り口を逆に向けて2個設置することがコツです。
もぐらはどちらから来るかわかりませんから。
※設置の際はこれくらい土をつけることがコツの様です。
もちろん内側にも土を擦り付けて下さい。必ず手袋をして行います。
まとめ
捕れる捕れると聞いてはいたが、ここまで捕れるとは半信半疑でしたが実際に見て確信しました。
このモグラ取り器を駆使すれば誰でもモグラ捕り名人です。
モグラにお困りの方は是非お試し下さい。
ミツバチの設置場所
ミツバチの設置場所に悩むことはありませんか?
ハウス内が良いのか外が良いのか・・・。
圃場の環境や養蜂業者さんにより違うとは思いますが、今日は年中外に設置している農家さんがみえたのでご紹介します。
ミツバチをハウスの外に設置して大丈夫なのか?
その農家さんいわく「大丈夫!!」の様です。
外に設置する限り保温や雨対策など気になる所ですが、こちらの農家さんはビックリするほど特に何もしていません。
それでも毎年シーズンの終わりまで元気に飛ぶようです。
この様にハウスに穴を開けて(年中開きっぱなし)ミツバチをハウス内へ導きます。
もちろんミツバチはハウスの外へも自由に行き来できる状態です。
ミツバチが減る原因はストレス!?
イチゴに限らず施設園芸はミツバチにとって住みやすい環境ではありません。
温度変化、農薬、エサ不足、巣箱の移動などが影響します。
これらによるストレスはあの小さな体には辛いものがあるのでしょう。
だったら自然の状態で設置することが良いということに納得してしまいました。
ハウスに穴を開ける勇気、巣箱を外に置いて雨風にもあてる勇気が必要ですが、ミツバチが長生きしない方は試してみる価値があると思います。
※必ずしもこの方法が正解だとは言いません。当然環境にもよると思います。
モグラを高確率で捕る方法
農家の天敵モグラですが、どの様に対応していますか?
穴に灯油をいれたり、ペットボトルで作った風車を設置したりと色々工夫しながら日々戦っていますよね。
それらの対策も一時的なもので結局のところ解決策にはなりえません。
しかし今回ご紹介する道具を使えばほぼ捕れます。
実際に利用している農家さんは「百発百中!!」と喜ばれています。
モグラを百発百中で捕る道具
DIY-TOOL.COMさんで販売されている「モグラ取り器 ミミズケース付」です。
DIY-TOOL.COMさんのページに商品の詳細が載っていますのでご確認ください。
確実に捕獲するためのポイント
①素手で触らないこと
軍手などを利用し設置して下さい。
②筒の外側と内側に土をしっかりつける
この商品はプラスチック製で金属製の物に比べるとモグラの警戒心を減らすことができる様ですが、さらに外側・内側に土をしっかりつけることで捕獲の確立が上がります。
③設置場所はモグラ道が直線の場所
30cmほどあるので、それが入る直線の道を探してください。
一度掘ってカーブしていた場合は埋めなおして下さい。
④モグラは毎回同じ道(バイパス)を通る。その道を探す。
モグラは障害物に沿って掘る習性があるようです。その様な箇所が狙い目で、もしそのようなモグラ塚をみつけたら、踏みつぶして下さい。
その踏みつぶしたモグラ塚が翌日戻っていたら当たりです!!設置しましょう。
⑤もぐら捕獲機を2個購入する。
このもぐら捕獲機の入口は一方向のみです。
なので両方向に対応するため2個設置した方が良いです。
1個しか無い場合は入り口をハウスの外側方面を向けて設置して下さい。
以上がもぐら捕獲のポイントです。
もぐらに困っている農家さんは是非試してみて下さい。
実績バッチリです!!
ネットで購入可能です。
Amazonでも取り扱っているようです。
「うららか・のうえん実里」へ納品と生育チェックに行ってきました
先日「うららか・のうえん実里」さんへ親株の培養土の納品を兼ねて生育チェックに行ってきました。
1月中旬のいちご狩りオープンに向けて確認してきました。
章姫、紅ほっぺはは出蕾始めでしたが、かおりのはさすがに早い。オープン前に収穫できそうです。
※いちご狩りオープン前は直売所で出荷されるようです。
減農薬資材でも効果の高い資材の利用
減農薬は時代の流れです。そんな中いちご狩り園の防除は特にシビアです。
極力農薬は使いません。
でもダニやうどんこ病など防除しないと、それこそお客様に迷惑かかります。
そんな時に減農薬でしかも効果の高い資材を選択しないといけないんです。
そこで利用するものが・・・
「彩葉コート」・・・ハーブや樹木から抽出した天然オイルでダニなどを予防します。
「ラクトプラス」・・・乳酸菌と納豆菌で殺菌、抗菌
この2つの商品で意外とイケます!!
むしろ化学剤よりも効果高い気すらします。かなりオススメ。
うららか・のうえん実里さんではこの様に防除にも気を使っています。
もちろん弊社のいちご農園「やまがたいちご楽園雅」でも利用しています。
うららか・のうえん実里さんの情報はこちら↓
神戸や大阪からも1時間以内で行けます。自然豊かな所ですからドライブがてら遊びに行ってみるのも良いですよ。
館内もとてもオシャレでデートにもおすすめ。
やまがたいちご楽園 雅のオープン情報
今年は12月23日(金)にオープン予定です。
11月24日から予約受付となります。
人数制限を設けていますので予約してからおこしください。
詳細はこちら
いちごの親株
本日いちごの親株の配達を行いました。
農家さんの大切な親株です。大事に納品させて頂きました。
どうですか?かなり良い葉色をした親株ではないですか??
親株の生産からお届けするまでの流れ
参照:三好アグリテック株式会社
通常正規の親株というものはセカンドと呼ばれます。
みなさんの元へお届けした親株もこのセカンドと呼ばれる苗となります。
メリクロン苗だという認識を持たれている方も多いですが、実際はメニクロン苗から増殖した苗となります。(セカンド)
※そもそもメニクロン苗とは細胞から寒天培地で苗をつくる方法を言うのです。
意味不明だと思いますが、IPS細胞の様なものだと思って差し支えありません。
なにはともあれセカンド苗だろうと1本ずづ病理検査を行って出荷されます。
親株の管理
7.5cmの小さなポットですので鉢上げ(9㎝以上)する必要があります。
紅ほっぺやとちおとめなどランナーが出にくい品種は早めにプランターに定植することをおすすめします。
いずれにしろ厳しい冬の寒さにあてることも大事ですよ。
温室育ちの箱入り娘の様なものですから世間の環境に慣らす必要があるんですよね。
出蕾が盛んになり盛り上がってきました
今シーズンの出蕾(しゅつらい)が本格的に始まり、農家さんも私たちも自然と笑顔が増えてきました。
花が見えると一安心ですね!!
出蕾期の注意点
①ミツバチを入れる前のダニ対策
仮に葉ダニがいれば一度ミツバチを入れてしまうと完治は難しくなります。
※ダニが蜂にくっついて巣箱までお持ち帰りされてしまうと防除不可能ですもんね
ということでミツバチを入れる前に徹底防除!!
オススメは
コロマイト水和剤2000倍+アファーム乳2000倍+ふたばエキス500倍(蜂3日以上)
なぜアファーム??
そう思う方も多いと思いますが、私にもわかりません。
完全に経験に基づく混用です。
農薬には組み合わせによって相乗効果を高める場合があるんです。
化学的な何かがきっと・・・
ふたばエキスとは弊社オリジナル液肥です。
味良し、ツヤ良し、生育良しとスーパーな液肥となっております。
こちらのふたばエキスを農薬と混用することで蜂への影響を軽減し、果実の汚れを防止します。
簡単に言うと匂いでごまかす役目です。
蓋を開けた瞬間思わず舐めたくなる様な甘くて芳醇な良い香りがします。蜂も喜びます。
脱線しましたがとにかくミツバチ入れる前の防除は大切ですよ!!
葉ダニに関しての記事はこちら
②うどんこ病対策
出蕾から開花期はうどんこ病が発生しやすい時期です。
特に花についてしまったら大変です。
発生すると思って必ず防除しときましょう。
ストロビー3000倍なんかが良いのではないでしょうか。
まとめ
出蕾期はダニ、うどんこ病の防除が大切です。
発生していなくても防除しといた方が良いです。後で苦労します。
出蕾期の話をしていますが先日北陸に行った時にすでに出荷している農家さんもみえました。夜冷じゃないですよ普通育苗ですよ!
思わぬところで今シーズン初イチゴを見ることができました。