大雅営業部のいちご名人への道

株式会社大雅(オーガ)の営業部の公式ブログです。いちご栽培の情報を中心に色々なジャンルの情報を書いていきたいと思います。

蜜蜂の導入準備

定植が遅かった方々もようやく蜜蜂の導入がはじまりました。 蜜蜂導入直前にダメ押しの防除 蜜蜂を入れ前にダニ対策をすることは大切なことです。 蜜蜂の足にダニがついてしまうと、巣箱に持ち帰りそこでダニが繁殖してしまうからね。 ということでダメ押し…

加温機のメンテナンス講習

今日はネポンの方に来て頂き、農園の加温機の試運転とメンテナンスを行いました。 営業と農園のスタッフと確認しながら教えて頂きました。 メーカーが提示している耐用年数は10年みたいですが、メンテナンスをしっかり行っておくと2〜30年もつって心の声が漏…

台風21号後の管理

今回の台風21号は雨、風ともに強く全国で被害が発生しました。 被害状況 本巣市:ハウス倒壊数カ所、ビニール破れ数カ所 海津、愛西、羽島、養老:苗水没 その他路地野菜などで多数の被害 この様に沢山の被害が発生しました。 台風後の管理 風に当たった場合 …

新しい防除ノズルの使用感

農園では本日定期防除の日でした。 久しぶりの天気で良かったです。 今日は新しく買ったノズルを試してみました。 今回使用したノズル 形状は畝やベンチを囲む様に防除できる、多方向から噴出できるタイプです。 作業時間の削減と防除効果を上げることができ…

農業資材EXPO2017終了

本日無事に終了しました。 色々と課題もあったけど、充実した日を過ごせたかな。 展示会には商品力が大事 展示会に出るからには魅力的で印象深い商品が必要だと思いました。 今回はコズミックを中心にアプローチしていきました。この様な新しい技術は他のブ…

農業資材EXPO2017スタート

今日からいよいよスタートしました。 弊社も有限会社コズミックさんと共同で出展しています。 たくさんの方とお会いすることができました。 良い縁を活かしたいと思います。 「いちご」というワードは人をひきつける? 今回感じたことは「いちご関係?」って…

農業資材EXPO2017に出展!

幕張メッセで行われる農業EXPOに出展します。 日時:2017年10月11日〜13日 場所:幕張メッセ 農業資材の他にもガーデニング資材や園芸資材など、農業に関わるたくさんの会社が一堂に会するお祭りです。 明日からの出展のため準備 今回は有限会社コズミックさ…

定植後の管理

みなさん今作の定植は終わりましたか? いちご楽園雅の方も先日無事に完了しました。 早い方では定植後から半月が経ち、新葉も数枚展葉したのではないでしょうか? 今作の注意点 今年はキンモクセイが既に咲いたことに気づきましたか? 例年よりも2週間ほど…

定植へのラストスパート

もう既に定植を完了した方もみえますが、大半の方がそろそろ定植にかかるのではないでしょうか? 定植前の最終準備 いつもご紹介する、オススメ資材ですね。 イロハコート2500倍+ラクトプラス800倍+サンパワーカリ500倍+アシスト500倍 これでダニ、うどん…

月と生物の関係

生物は月の満ち欠けに多少なりとも影響を受けているということはよく言われていますよね。 農業においても月の影響を考える必要があります。 ヨトウムシは満月に産卵する ヨトウムシの場合 満月の3日前・・・交尾 満月・・・産卵 満月の3日後・・・孵化 この…

ネオニコチノイド系農薬でミツバチがいなくなる!?

今日専務のブログに書かれてて気になったのでこっちのブログでも書いてみようかと・・・。 なんとネオニコチノイド系農薬がミツバチに影響する可能性があるらしい。 専務のブログはこちら 15meijin.cocolog-nifty.com ネオニコチノイド系農薬はミツバチに影…

高温多湿の日々が続き、炭疽病の発病が目に付くようになりました。 要注意の葉タンソ病については以下の記事を参考にして下さい。 oga-sales.hatenablog.com 葉タンソをみつけたら必ず除去 葉タンソって発病してから症状が現れるまでに時間がかかるんですよ…

台風5号通過後の管理

長寿台風と呼ばれるだけあって、スピードが遅く雨量が多くなりました。 雨台風の後は疫病対策 雨にたたかれた場合は疫病の対策を行うことが大切です。 疫病は水を媒介して広がりますしね。 ということで ランマン800倍で防除。 台風の時にビニールを外すかど…

挿し苗育苗

蒸し暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか? 先日弊社の農園と今年から育苗を始められた観光農園さんの両方が挿し苗育苗を開始しました。 挿し苗初日 大きな株は葉を落とし、ランナーの切り口を挿していきました。 曇り空ということもあり、夕方…

会社で行われた勉強会

最近社内で毎月勉強会が行われます。 事務員さんも含めて農業についての知識を増やす目的。 そんな勉強会ですが、今回は僕が担当しました。 大学時代の教科書を探し出し、若き日の思い出にふける 今回僕が選んだテーマは「有機農業における微生物の役割」 大…

育苗の重要期へ向けての準備

7月の下旬には親株の切り離し、挿し苗など病気になり易い工程が始まります。それに向けて準備を行います。 挿し苗は7月の上旬から痩せさせる 挿し苗は一気に根を出させる必要があるため、ややストレスがかかった状態で挿します。 そのため体内の肥料濃度を下…

雨が少なく親株がストレス

東海地方はとっくに梅雨入りしているはずなんですが、まったく降りませんね。 苗も人間も暑さでフラフラです。 水不足によるストレス 雨が少なく例年よりも親株の弱りが目立ちます。 軸が赤くなったり葉にツヤがなくなったりしていませんか? 蒸散量が多くな…

いちご楽園雅の片づけ

今シーズンも無事に終了し片付け中です。 今シーズンは昨年よりもたくさんの方に来園していただきました。 ありがとうございます。 片づけ後に葉物を栽培しています ベビーリーフと二十日大根を栽培しています。 高設ベンチだとこの様なこともできることがメ…

堆肥散布事業が今年もスタートしました

毎年恒例の堆肥散布が今年もスタートしました。 土つくりは大事だけど、堆肥を撒く元気が無い 若い農家さんならご自身で堆肥散布できるでしょうが、年とった農家さんや他の作業で忙しい農家さんはなかなか堆肥散布をやれません。 その様な農家さんを少しでも…

カキノヒメヨコバイの被害が発生し始めました

昨年カキノヒメヨコバイの被害が多かったことを覚えていますか? 今年も被害が出始めました。ご注意ください。 カキノヒメヨコバイとは もともとは柿の害虫でしたが、最近では柿の防除によりイチゴ飛来し被害が出るようになったのでしょうか? 葉脈に小さな…

初めての親株管理

現在育苗の支援をさせて頂いている方と親株管理の作業を行いました。 収穫株を親株に 普通は収穫株をそのまま親株にすることはないですが、今回は育苗施設も無いですし仕方ありません。 収穫株を親株として使いナイアガラ育苗を行います。 今日は収穫株を親…

苗つくりサポート

岐阜のいちご狩り農園が今年から苗つくりを始めます。 初めての苗つくりですから、うまくいく様にサポートすることになりました。 苗8作と言われる程ですから、責任重大です。 苗つくりは不安でいっぱいだけど余計な心配は必要ない イチゴの苗つくりおいて心…

来作の注文取り

今作もいよいよラストスパートですね。 既に今作も終了した方もみえます。(海津は終了した農家さんが多いです) 来作の土つくり 注文取りに回っていると「もう注文取り!?」って声をよく聞きます。 1年って早いですよね。 そうなんです。もう来作の準備が…

病気にかかる、かからないの差

今日は静岡、愛知に行ってきました。 今日行った静岡県中部は日本一日照時間が長いそうですよ。 日照の違いで作物の生育や品種の選定などかなり違う部分があります。 現在うどんこや灰カビに悩んでいる人もいれば、全く心配ない方もみえる。その差は? どこ…

灰カビが目立ってきました

先週末の雨によって灰カビが発生しました。 今週末から来週にかけても要注意 今週末から来週にかけては湿度が高くさらに夜温も高い予報です。 この様な天候は灰カビの発生にはもってこいです。 雨が降っていても少しは換気をしましょう。 灰カビの対応策 少…

チリカブリダニの見極め

ダニの天敵資材としてチリカブリダニを導入されている方が多いと思います。 ただ入れたら安心して良いわけではなく、導入後に効いているのか、効いていないのかを判断する必要があります。 チリカブリダニの見極め 1、新葉にダニの被害が無く、ダニの発生箇…

BLOF理論勉強会

花ごころさんに誘われBLOF理論の勉強会に参加してきました。 BLOF理論って? この図で説明されているように、アミノ酸主体の堆肥や肥料に、必要に応じて微量要素を入れて太陽熱処理で土壌物理性と菌層を整えて、健全で美味しい作物を作りましょうっていう技…

蜜蜂が不足

先月末から蜜蜂が不足して出荷制限がかかっています。 蜜蜂が不足する原因 近年ミツバチ不足のニュースがよく報じられます。 考えられる理由として、、、 蜜蜂に寄生するダニ、北海道や東北の長雨、農薬の被害、養蜂業者の減少などでしょうか。 イチゴのハウ…

アザミウマに注意

3月になりハウス内は春めいてきました。 これからはアザミウマを意識しないといけませんね。 アザミウマ 1〜2mm程の小さな虫です。風に乗って飛来してきます。 アザミウマが花粉を食べるとオレンジ色の硬いイチゴができてしまい商品になりません。 被害が現…

イチゴを食べるネズミ駆除の秘密兵器

イチゴ農家を悩ませる害獣としてネズミがあげられます。 今回は果実を食べるネズミの対処法をご紹介します。 ネズミ駆除の秘密兵器 チュートルマン 気味悪いほど捕れるネズミ捕り器チュートルマンの通信販売:テクノ株式会社 公式サイトにも「気持ち悪いほど…